鳩の子供を見かけない理由。もし見かけた時の対処法 | はなまるくらし

鳩の子供を見かけない理由。もし見かけた時の対処法

子どの頃からの私の疑問。

駅や公園に行くと、沢山の鳩を見かけますよね?
しかし、同じような大きさの鳩ばかりで、鳩の子どもって見かけたことがないですよね?

もしかして、鳩って生まれた時から大きいの?・・・そんなはずないよね。
鳩だってちゃんと親鳩が産んだ卵から生まれるんです(←当たり前!)

では、

鳩の子どもはどこにいるの?

鳩はどうやって子どもを育てているの?

もし見かけたら、どんな対応をしたらいいの?

今回は、私が子供の頃に抱いていた疑問。鳩の成長についてお話します。
ぜひ、これを読んでお子さんや周りの方へプチ雑学を披露してみてください!

 

鳩の卵がヒナ(子供)になるまで

鳩は天敵のカラスや猫から身を守るために、
カラスや猫が分かりにくい場所や人の出入りのある場所に巣を作ります。

橋の下の鉄骨の部分や、マンションのベランダ、公園や庭の木の上などです。

鳩は一度作った巣にずっと住むことが多く、巣を変えたり何度も作ったりすることは少ないようです。

その巣の中に、メス鳩がうずらの卵よりも一回り大きい白い卵を産みます。
オス鳩とメス鳩は、ヒナを育てるための栄養を蓄えながら、最初の1週間はメス鳩が卵を温めます。

それ以降はオス鳩とメス鳩で交代しながら2週間ほど卵を温めて、卵が孵化(ふか)するのを待つのです。

ここまでは他の鳥となんら違いはありませんね。

鳩のヒナが大きくなるまで:子どもの鳩を見ない理由

鳩の卵もそんなに大きいわけではない。ではなぜ私たちは鳩の子供を見ないのでしょうか?
これにはちゃんとした理由があるんです。

鳩ミルクのおかげで成長が早い

鳩は卵が孵化してヒナになると、オス鳩とメス鳩が「鳩ミルク」という育雛食を分泌して、
ヒナが巣立つまでの約1か月間、交代で「鳩ミルク」をやり続けます。

他の鳥のヒナは親鳥が外からどうにかとってきたエサを与えてもらわないと、エサを食べる事ができません。
なので、基本空腹状態なんです。

しかーし鳩は、オスもメスも「鳩ミルク」が出るので、いつでもヒナに鳩ミルクをあげることができます。
そのため他の鳥より、成長が早いんですよ。

大きくなるまで巣の中で過ごす

スズメは孵化後10日、ツバメは孵化後20日で巣立つと言われていますが、
鳩は約2か月間も巣の中で過ごします。

外敵から身を守るために、一番安全な巣の中だけで過ごし、大きくなるまで巣の外には出ないわけです。

鳩の子供は2ヶ月経って巣立つ時、どれくらいの大きさになっていると思いますか?
鳩は鳩ミルクのおかげで成長が早いと話しましたよね。

実は、鳩は孵化してから巣立つ2ヶ月の間で、大人と同じくらいの大きさまで成長するのです。

これが、私たちが赤ちゃんの鳩や子供の鳩を見かけない理由なんです。

余談ですが、逆に大きな鳩も見かけませんよね。
どの鳩をみても30cm~35cmくらいです。鳩は警戒心が低く、車や人や動物にも近づきますよね。

あまり大きくなりすぎると動きも遅くなりますし、外敵に狙われやすくなるため、
大きな鳩は淘汰されてしまい、私たちが見かける鳩は、大人の鳩でもほぼ同じ大きさなんですよ。

 

鳩の雛を見つけたら

鳩が巣を作る場所が身近な場所だけに、ベランダに鳩が卵を産んだ・・、鳩のヒナが巣から落ちているのを見つけた・・という可能性もあります。

私はまだ経験ありませんが・・。

勝手に保護してはいけない

このような場合、「鳥獣保護法」という法律があり、
鳩のように野生の鳥や動物は勝手に保護したり、とったりしてはいけないことが法律で決められています。

法律を破ってヒナを勝手に拾ったり、卵を捨ててしまったりしたら罰金を払う必要が出てきます。

そのため、
もし、巣の中から落ちてしまった鳩のヒナを見つけたら、大けがをしていない限り、そのままにして見守ることが必要です。

親鳩が必ず側にいて、時々えさを持ってきてくれますが、
側に人間がいると近づくことはしませんので、近くにいないように注意する必要があります。

行政に相談する

しかし、どうしても保護した方が良い状況であるということであれば、
行政の「野生鳥獣窓口」に相談してみてください。

ヒナや卵をどうしたらいいか、許可を得るにはどうしたらいいかを教えてくれますよ。

例え優しさで保護したとしても、
鳩のヒナは10分おきぐらいに餌が必要になり、鳩の代わりにヒナを育てるのは難しいと言われています。

鳩に自然界で生きていくための術も人は教えることができませんので、
鳩の幸せを考えても、そのままそっとしておいて、鳩の親に面倒をみてもらうのが本当の優しさかもしれません。

 

まとめ

鳩は夫婦協力して卵を孵化させ、餌をあげて、かなり過保護に大きくなるまで育てるのです。

親鳩は大変ですが、子どもの鳩は安心して大きくなれそうです。

夜も巣から出ずに過ごし、群れを作って過ごしていることからも神経を使って過ごしていることがうかがえます。

そうした努力を親鳩がしているからこそ、
鳩のヒナを目にすることはないのかもしれませんね。

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